学び効率が最大化する「インプット大全」(樺沢紫苑著)
学び効率が最大化する「インプット大全」(樺沢紫苑著)
「読書と言えばインプット」
読書術を絶賛習得中のカフェラァテは、当然のごとく本書を手に取った。
そう、
HBの鉛筆をベキッ!とへし折る事と同じように当然に。
以前に記事を上げた読書術の本、
『精神科医が教える「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑著)』
caffelaatte-cappuccino.hatenablog.com
と同じ著者という事もあり、深掘りにもなると思ったんだよね。
本書には、
読む、見る、聴く、調べる、、、
などなど、インプットに関するあらゆる事が書かれていたんだ。
「これぞインプット」というものだけじゃなくて、
これもインプット?あれもインプット?
てな感じで、インプットを幅広く捉えて、
あらゆる場面で最大の学び効果が得られる方法が書かれてたんだよね。
そんな中でもカフェラァテは、前回学んだ
「パラパラ読書術」と「ワープ読書術」
で全体を見渡しながら本書を読み進めたってわけ。
そして「読書術」に限定して、このブログにアウトプットしていきたいと思う。
映画鑑賞とか運動とか、
個人的にかなり興味深いところもあって、その辺も熟読はしたんだけど、
今回は割愛。
実は、樺沢紫苑さんのベストセラーで知ってる人も多いと思うんだけど、
『アウトプット大全』という本もあって、
そっちの方が先に出版されてたみたいなんだけど、
「読書と言えばインプットっしょ」て事で先にこっちを読んだってわけ。
とは言いつつ、アウトプット大全もパラパラとワークを駆使して読んだから、
後日ブログに上げたい、いや、「アウトプットしたい!」と思ってる。
『アウトプット大全』にも読書術に繋がる事が書かれていて、とても参考になったんだよね。
前置きはこれくらいで!
それでは早速ゥ!!
本書の読書に関する部分で大事だと思った内容を大きく2点に絞ったんだ。
それは、
1.「月に10冊読む」より「月に3冊+アウトプット」
2.「パラパラ読み」で全体を把握
1はインプットの本なのに「アウトプット」って書いちゃってるし、
2に関しては既視感がすごい。。。
いやまあ、つまりはめっちゃ大事だってことだよね。外せないって訳よ。つまりはね。
それぞれをもう少し詳しく書くと下記の通り。
1.「月に10冊読む」より「月に3冊+アウトプット」
月に10冊読んだとて、それらを1冊もアウトプットしなけりゃあ記憶に残らないし、インプットが無駄になる。
そりゃあ月10冊読んで10冊アウトプットはかなりハードル高くて、
多分ハードルに激突しまくって怪我して途中棄権だろうけどさ、
必死で時間確保して月10冊読む「だけ」にするくらいなら、
月3冊でもいいから、1冊ずつアウトプットもセットで実行すべき。
こうやると自己成長に繋がるってわけなんだよね。
そこから先、読む冊数を増やせれば当然身に付くものも多くなるって事だよね。
結局「アウトプットめっちゃ大事」ってことが、改めて強調されているってことなんだよねぇ。
2.「パラパラ読み」で全体を把握
著者曰く、
「『本は1ページ目から順番に読んでいくのが当たり前』という考え方は、ビジネス書や実用書においてはとても非効率。小説では良いけども。」
とのこと。
このことは、
でも書かれてたし、
色んな人が色んなところで同じようなことを言ってるから、それはそれで真実と捉えていいと思うんだ。
そういえば正直、カフェラァテも1ページ目からしっかり読もうとしてたねぇ。
そう、
風の強い時にションベンしたらズボンにかかるってことと同じくらい確信を持ちながら。
著者の読み方は、
- 目次から、知りたいこと・興味のあることをピックアップする。
- 1でピックアップした所を読む。
- 最初のページからパラパラとページをめくり、重要ポイントだけを読んでいく。
- 1ページ目に戻ってじっくり読んでいく。
1~3で、著者は10~15分くらいかかるそう。
これで「大体の内容」と「自分が最も知りたいこと」が把握できるそう。
てかさ、目次って相当大事なんだね。
目次とか読まんよね、普通。。。って昔のカフェラァテは思ってたよ。。。
やれやれだわ。
あとはさ、1~3で10~15分なんだね。。。
いつも思うけどさ、ベースの速さがカフェラァテと違いすぎるんだよね、、やれやれだわ。。
たぶんこの1~3を本当にさくっと、さらっと、ざっくりとやっているんだと思うんだよね。良い意味でね。目的を見失わずに。
これらを過度に丁寧にやりたくなっちゃいがちなのがカフェラァテ。
目的を見失いがちなんだよね。
「事前の全体把握」
ってことを割り切ってやらないと、
「学び効率が最大化」どころじゃあなく、最低レベルに落ちちゃうってことだねぇ。
やれやれ。
で、事前に全体の構成や内容を把握しているからこそ、
「4」で速く・深く読めるようになるそうで、
この1~4は、全体から部分へという脳の仕組みにもマッチした方法だそう。
この本で書かれている「パラパラ読み」は、
の中の
- パラパラ読書術
- ワープ読書術
が合体したような内容になっていると思う。
つまり、前回の記事で疑問に思った
いや、気になったんだよね。
「パラパラ」と「ワープ」どっちもやるの?どっちからやるの?どっちからでもいいの?
初めに戻って結局一字一句読むの?初めには戻るけど一字一句は読まないの?必ずしも初めに戻らなくてもいいの?
てところは、この『インプット大全』で解決されたことになる。
あとは、この『パラパラ読み』はビジネス書とか実用書向けの読み方ってなってるんだけども、
小説を読むのだってなんせ遅いカフェラァテはさ、
小説すら早く読む方法が知りたいよ。。。
まぁじっくり味わうのが小説の醍醐味だから、
早くとか言ってる場合じゃあないんだろうけどさ、
たくさん読みたいからこそ、やっぱそう思っちゃうんだよね。
そう言えば「小説を速く読む」っていう読書術ってあんま見ないんだよね。
いやまあ速読にもいろいろあるのは知ってるし、
ホントいろいろあるのは聞いたことくらいはあるけど、
「その領域にはまだ無い」
とだけ言っておこうか。。。
今のところ、結局は「量からくる慣れ」になってくるのかなぁと思ってる。
「質量転化の法則」とかっていうしねぇ。。。
それを言い出すとビジネス書だってなんだって、全部そうなんだけども。。。
ということで、前回の記事を踏まえつつ、
今回導き出された結論ンー!!
1.月3冊の「インプット+アウトプット」
- 大事なのは、読みっぱなしにはせず、しっかりアウトプットまでをセットで行うこと。
- 3冊が難しいなら1冊でも。
- 冊数は少しずつ増やしていく。
- 時間の確保はまた別の話になってくる。
2.1を達成するためのパラパラ読み
- 目次からピックアップ。
- ピックアップした箇所にワープ。
- それらを繰り返す。
- 最初のページからパラパラめくって、重要ポイントで立ち止まって読む。
- 最初のページから仕上げ読み。
・・・そのままやんけ!!・・・・しゃーなくないすか!?
文中にも書いた『アウトプット大全』はこの「パラパラ読み」で読んだし、
読書術に関する本をあと何冊かは読もうと思ってるんだよね。
いやぁ読書術習得に向けて突き進んでるゥ!!
てなわけで、
決着ゥゥーーーーッ!!