カフェラァテ・カプチノの奇妙なアウトプット

アウトプーットゥゥーーーッ!!

映画【時をかける少女】(※ネタバレあり)

いくら高校生だからってさ、、、

まだ子供だからってさ、、、

 

あそこまで好き勝手調子に乗りますかね、、、

 

 

ってことでアウトプーットゥゥーーーッ!!

 

それじゃあ早速ゥー!

 


カフェラァテはあんな男女仲良しグループのリア充高校生活を送ることの出来ない高校生だったから上手く想像や理解が出来ないんだけれども、

なんで真琴は千昭の告白をあそこまで必死になって避けるのだろうか、、、って思ったよね。

 

浅い想像しかできないけれど、3人の関係性を壊したくなかったのは分かるし、いきなりだったからどうすれば良いか分からなかったというのも分かる。

 

でも、あんなに何回も同じようにはぐらかしますか。

1、2回なら分かる。

でもさ、3回目以降は別の対応をしようよ。一旦受け止めようよ。

受け止めた上で何か良い方法を考えようよ。

 

そして魔女おばさん。

『千昭くんが可哀想。せっかく気持ちを伝えたのに。』

大人の思いやりのある言葉に救われた気持ちだった。

カフェラァテもそう思ったから。

関係性はどうであれ、それが意を決した、勇気を振り絞った言葉だってことが分かるから。真琴にだって分かんなかったのかなあ、、、

 

 

 

、、、って、、、

 

魔女おばさん、、、

 

タイムリープに理解示し過ぎじゃあないか、、、?

 

ブログを書くって時は、観た映画や読んだ本についてインターネットなんかで検索するのはいつもは避けていて、検索したりするとしても少なくとも書き終わってからにしているんだけれども、

今回はあまりにも気になったから観終わった後にちょっと検索してしまったところ、

実はあの魔女おばさんは原作小説の主人公で、この映画は原作小説より後の物語だという事らしい。

 

知らなかった。。。

 

原作があるのは知ってたから、

てっきり本作は原作がアニメ映画化されたものだと思い込んでいた。。。

 

つまり魔女おばさんは、自分もタイムリープを経験済みってこと。

そらあ理解してるに決まってる、、、

 

 

いや。。。

にしても、それでも多少は驚くだろうとは思うよ。

「え!あんたもなの!?」って感じでさ。

 

 

原作の事も魔女おばさんの事もこれ以上は知らないからこのくらいにしておきたいけど、、、

 

この魔女おばさんがいたからこそ真琴は成長できた。

そして、真琴に対して

『好き勝手やってたクセに』みたいなセリフを言ったときには

「よくぞ言ってくれた!さすが!ていうか作者も真琴が好き勝手してるっていう自覚があったんだ!良かった!救われた!」てな気持ちになった。

 

しかし、それに対する真琴の反応、、、

真琴には好き勝手やってる自覚が無かったんだ、、、

 

千昭の告白に対するさすがに子供じみているとしか言いようのない態度を含め、

めちゃくちゃ平たく言うと、真琴に対して腹が立っていたんだよね、、、笑

ずぅぅーーっっと「はああぁっっっ???」って思って観ていたんだよね、、、笑

 

だから魔女おばさんには救われたんだよね。

 

人間である以上、好きになってしまう可能性はあるし、

それを勇気を出して伝えることは何も悪いことではない。

もちろん状況とか空気は読むとして、あの状況は別に何も悪い状況じゃあないし。

 

結局、千昭はどの時間軸でもあれ以外は真琴に一言もあの言葉を言うことは無かったんだよね。

それくらい勇気を出して、覚悟を持った言葉だったんだろうと思う。

 

まだ子供だとは言え、真琴にもその事に気付いてほしかった。

最後の最後には気付けたから良かったんだけど、やっぱり千昭が可哀想だったね。

魔女おばさんの言葉で気付いてほしかったなあ。。。

 

この事から学んだこと。

 

人は他人の真剣な言葉や気持ちに気付けないものなのかもしれない。

人は平然としているようで、本当は相当の覚悟で、思いを込めて行動しているのかもしれない。

思えば自分だって、そうやって平然としているように見せかけながら、実は勇気を振り絞っていることがある。

 

最後に真琴が千昭に「好き」という気持ちをはっきりとした言葉で伝えなかったのは、伝わっていると思ったからだろうか。恥ずかしかったからだろうか。あるいはその両方か。

たぶん千昭は察していたと思うから、言葉にする必要はなかったのかもしれないけれど、個人的にはやっぱり言葉にしてほしかったなあと思うんだよね。やっぱ、言葉にされた方が嬉しいからね。

 

それでも、功介に対しては「ありがとう」としっかり言葉で気持ちを伝えていたのは良かったね。こちらも嬉しくなったよね。

 

 

そしてタイムリープについて。

「あの頃・あの時に戻りたい」と思うことについて。

 

まずは物語全体を通して。

いくら高校生の子供だからって、くだらない理由であんなに好き勝手に時間を戻すかい?って思ったんだよね。

さすがに罪悪感とかないの?そうなっちゃうの?

あり得ない無意味な想像だから考えるのも無意味だとは思うんだけど、、、そうなっちゃうの?

 

ただ、その描写のお陰で気付けたことは、

仮に時間を戻せたとしても、時間を戻して自分が違う行動をとることで、自分は良くても周囲にも影響を及ぼすことになり、それが悪影響であるかもしれないということ。

自分の代わりに誰かが辛い想いをするかもしれないということ。

 

生きていたら「時間を戻してやり直したい」って思うことがたくさんあるけれど、やり直したとしても実は良い事ばかりではなくて、想像もつかないような悪い出来事が、自分だけではなくて周りの人達にも起こってしまうかもしれないということ。

 

今のこの現実を受け止めて、これからどうするかだけを考えるしかない。

今のこの現実に対して「良い」「悪い」「運が良かった」「運が悪かった」と思ったとしても、もしかしたらもっと運の「良い」あるいは「悪い」道を歩んだかもしれないということ。

 

自分自身、これまでの人生を振り返っても、

「何を差し置いてもこれだけは時間を戻したい」と思うような出来事もあった。

 

今でもそう思う。。。

戻したい、、、、と。。。

 

だけど、自信はないけれど、本当にそうか疑ってしまうけれど、だけど、

時間を戻してやり直さない方が良いのかもしれない。

そう受け止めて、受け入れて、前に進むしかないのかもしれない。

 

それにしても、真琴はなんであんなに思慮の足りない余計なことばかりしたんだろうね。

周りに悪影響を与えていることに途中で気付かないものだろうか。

ずぅーーーーっっとそればっかり思ってたんだよね。

あえてもう一回言うけども、

めちゃくちゃ平たく言うと、真琴に対して腹が立っていたんだよね、、、笑

 

 

全体を通して学んだこと、感じたことを整理すると、

  • 言いにくい、恥ずかしい、照れ臭い、角が立つ、、、これらの事も、勇気を出して言わないと伝わらない。相手だって、見た目では分からなくても勇気を出して行動し、話しているのかもしれない。しっかりと伝えて、しっかりと受け止める。
  • やり直したいと思うような出来事があったとしても、その運命しかなかったんだと、それしか無かったんだと、思いたくなくても、思えなくても、時間がかかっても、苦しくても、それを受け止めて前に進む。生きていくしかないんだから、成長するしかないんだから、幸せに向かっていくしかないんだから。

 

そうやって生きていこうと思える良い作品だと「最後には」思えた。

何回も言うけれど、本当にずぅーーーーっっと真琴に腹が立ってたんだよね。

 

まあ、だからこその最後の感動と納得感だったのかもしれないけれど。

真琴の成長も感じられたし。

 

最後に余談だけど、

7月13日、真琴は寝坊して慌てて学校に行っていたけれど、、、

 

ちゃんと歯を磨いて出て行ったのかい、、、、???

 

 

てなわけで、

決着ゥゥーーーーッ!!