精神科医が教える「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑著)
精神科医が教える「読んだら忘れない読書術」(樺沢紫苑著)
本を速く読み、頭や心に長く残したいと思うんだ。
その為に、まずはこの本を手に取った。
重要なのはアウトプット!
まずはこの本の内容を自分の記憶に刻む為、ここにそのアウトプットを刻む!
それじゃあ早速ぅ!
まず、速く読み、頭に残す読み方のコツ(方法)は大きく二つあるという。
それらは、
1.パラパラ読書術
2.ワープ読書術
と著者により命名されている。それぞれをまとめると以下の通り。
1.「パラパラ読書術」
3つの目的
①全体を把握する。
②読む目的を設定する。
③「速読」か「精読」かを決める。
つまり、これらでゴール(目的地)と行く方法(読み方)を決めるというわけらしい。
具体的なやり方
①読み始める前に目次に目を通し、さらに本全体をパラパラと見通す。
②読む目的(何を学びたいか、何を知りたいか)を決める。
③「速読で読む」か「精読で読む」かを決める。
2.「ワープ読書術」
『本は最初から一字一句読む必要はない』
という著者の言葉が本の中にもあり、それを体現する読み方が「ワープ読書術」だ。
具体的なやり方
①「この本で一番知りたいことは何か」を考える。
②目次から目星をつけて、「知りたいこと」が書かれているところにワープする。
③「さらに知りたい、深掘りしたい」「疑問に感じる」ところに目次から再度ワープする。
こうすると、読みたいところをワクワクして読めるので記憶に残りやすい。
(著者曰く「ここまで5分かからない」との事だが、それは短すぎでは、、、?)
①~③で本のアウトラインを掴み、それから最初のページに戻って読み始めるという。
全体が見えているので、いきなり最初から読み始めるよりも早く読めるという。
本を買う段階で「この本から何を学びたいか」が明確になっている時は、特にこの「ワープ読書術」はおすすめとの事。
ここまでが本書に書かれている二つの大きなポイントだった。
いや、気になったんだよね。
「パラパラ」と「ワープ」どっちもやるの?どっちからやるの?どっちからでもいいの?
初めに戻って結局一字一句読むの?初めには戻るけど一字一句は読まないの?必ずしも初めに戻らなくてもいいの?
その辺は書かれていなかったと思うんだけど、正解というか、型にはめるのは難しそうな話だとは思うよね。
何の本、どんな本を読むかにもよるし、臨機応変に実践しながら自分なりの読み方を探っていくしかなさそうだな。
すぐ型にはめたくなるのが自分の悪い癖なんだよね。少しずつ改善していこうと思う。
やれやれだわ。
電子書籍についても書かれていた。
最近は、本は電子書籍でしか読まないという人も多い。
カフェラァテの場合は、基本は紙で読みたいと思っているけど、持ち歩くのが大変だというのと、風呂に浸かりながら15分くらい読書したいというのがあって、電子書籍も結構使う。風呂なんかは防水のKindle Oasisを持ち込んで読書している。風呂で紙はなかなか難しいから。
電子書籍について、著者の考えはこうだった。
電子書籍は一度に大量の本を持ち運べるなど、紙にはないメリットがある。しかし、電子書籍は「パラパラ」「ワープ」が出来ない、もしくは非常にやりづらい。
しかし、デメリットはあるが慣れてくるとそれを克服するような自分のアイデアや読み方が生まれてくる。
著者の言う電子書籍のメリットは、多くの人が感じていることと同じだったと思う。
著者は、紙と電子書籍それぞれのメリット・デメリットから使い分けているとの事だった。
まあそうだよね。
ただ欲を言えば、著者がどのように使い分けているかをより具体的に書いてほしかったと思う。著者はパラパラやワープを電子書籍でもやっているのかどうか。
この本のポイントを「パラパラ」と「ワープ」に結論付けたカフェラァテとしては、非常に気になる。実際にやってみると滅茶苦茶やりにくいんだよなあ。自分なりのやり方を編み出すしかないんだろうな。
そして今、こうやってブログを書いているのも、自分の記憶に残すため。
記憶に残すために何故ブログを書いているのか。ブログなんて書いたことないんだぞ。
ネットで必死にhtmlのタグを検索しながら書いている。
はてなブログさんがある程度自動でタグは付けてくれているみたいだけど。
無いタグもあるだろうし、こだわりたいという欲も多少なり出たりしながら。
ちょっとずつ覚えていきたいと思いながら、実は必死こいてわざわざブログを書いているのは、
『一週間に3回アウトプットすると記憶に残りやすい』
ということが書かれていたからなんだ。
(いやぁ太字にすると自動でstrongのタグをつけてくれるの嬉しい、、、完全に初心者の感想だよねえ)
本書には、様々な脳科学の研究から
『最初のインプットから7~10日以内に3~4回アウトプットする』
ことが最も効果的な記憶術と言える、と書かれている。
アウトプットとは著者曰く「書く・話す」といったこと。
著者が行う4つのアウトプットが以下とのこと。
①本を読みながら本自体にメモを取る。マーカーでラインを引く。本は汚してOK。
(※『ダーティー読書術』と名付けられていた)
②本の内容を人に話す。
③感想や気付き、名言をフェイスブックやツイッターでシェアする。
④フェイスブックやメルマガに書評やレビューを書く。
①については、
- 読みながら気に入った箇所、気づき、疑問点にラインを引いたり、余白に書き込みをする。これで、インプットしながら同時にアウトプットにもなる。
- 「読む」「線を引く」「文字を書く」という行為は、それぞれ脳の別々の領域で行われる為、脳が活性化されて記憶に残りやすい。
③については、
- 本を読んだら、当日か翌日にフェイスブックなどに感想をアップする。長文ではなく、数行でもOK。それをやるだけで、やらない場合と比べて何倍も記憶に残りやすくなる。
- 自分しか読まない手帳やノートに書くのと、第三者にみられる「シェア」には、緊張感という意味で大きな違いがある。
個人的な感想として、まず7~10日以内に3回のアウトプットは難しいなあという事がある。
毎日必死で生活している(特にプライベート時間の確保に必死だ!)カフェラァテとしては、まずは7~10日以内にはこだわらないという事を決めた!決めてしまった!
とは言えアウトプットを引き延ばしても仕方がないし、次の本が読めなくなるから、出来るだけ早期にアウトプットするということを決めた!
・・・出来るだけ早期に!!
曖昧さも時には必要。。。
これもやりながら改善していくしかないだろうな。
①はやれる。やれないはずがない。
ただし、電子書籍の場合はどうだろう。kindleの電子書籍リーダーはラインが引きにくいよ。文字が打ちにくいよ。風呂で読みたいときはどうしようか。。未解決案件。。
②はどうだろう。想像してみるけど。
いや、友達は少ないけど、いるのはいるけども、時々しか会えないから直接話せないし、わざわざ電話する?
毎日会うのは会社の人だけど、本の内容を話す?
一人暮らしだから家族が周りにはいないし、いたとしても話す?聞いてくれる?さすがにうざくない?
恋人は....割愛するわ。
②は「ノートに整理する」という事で代用しよう。
③については、カフェラァテのツイッターアカウントを作ったのでそこでやれる(良かったら見てください)!
④は何を隠そうこのブログ。
てな感じで、出来るだけアウトプットまで短期間で終わらせる意識でやっていこう。
何度も書くけど、やりながら改善。型にはまらないように気を付ける。
最後に、継続や集中力維持のコツが書かれていたのでご紹介。
そのコツとは「5分・5分読書術」。
なんぞやというと以下の通り。
『5分・5分読書術』
①集中力は初めの「初頭努力」と「終末努力」で特に強くなる。
(※文中にはっきりとは書かれてはいなかったと思うけど、文脈からして初頭と終末の特に5分間という意味だと思う)
②つまり15分で読むと、
- 初頭:5分
- 終末:5分
の計10分間の集中力の高い、効果的な時間が作れる。
③これを4回繰り返すと60分間中40分間が効果的なものになる。
④例えば「連続60分間」で考えると、効果的な時間は初頭と終末合わせて10分間だけという事になる。
この「5分・5分読書術」は隙間時間にも非常に有効だし、今現在カフェラァテは隙間時間じゃなくてもバリバリ活用している。
そう、読書じゃなくても使えるんだよね。
てなわけで、本を速く読み、そして記憶に刻むために。
読書術の本を何冊か読んだので、これから順次このブログにアウトプットしていこうと思う。
そして、自分なりにどうやって読んでいくかをまとめた記事も書きたいと思う。
まあ、読み方の「型」みたいなもの。
型にはめたがる自分らしいけど、いったん型を作っておいて、あくまでも臨機応変にやっていければと思うんだ。
矛盾しているみたいだけど、強いて言うなら「型」ではなく「指針」みたいなものかなあ。「指針」であってる、、、?ニュアンスは伝わるか、、、?
語彙力不足を痛感するわ。
読書が足りん。やれやれだわ。。。
ブログにも少しずつ慣れていきたいと思う。
少しずつ上手く書けるようになりたいと思う。
無理せず、やれる範囲で。
自分らしく。
てなわけで、
決着ゥゥーーーーッ!!