カフェラァテ・カプチノの奇妙なアウトプット

アウトプーットゥゥーーーッ!!

齋藤孝の速読塾 これで頭がグングンよくなる!(齋藤孝 著)<第一部>

『速く読み、記憶に定着させる』という目的に向かって、これまで樺沢紫苑氏と齋藤孝氏の本をいくつか読んできて、さらに本書を手に取った。

 

だって「速読塾」「頭がグングンよくなる」っていうんだから。

目的に合致しかしてないよね。読むよね。

 

しかし、本書で読書術関連の本は一旦最後にしようと思う。

 

だって、、、

 

読書術の本ばかり読んで、肝心の読書が出来てないっ!!

実践が出来てないっ!!

読書術以外のことを学べてないっ!!

これ以上読書術の本を読んでも無駄無駄無駄無駄ァァアアア!!!

 

、、、んなことはない、無駄は言い過ぎね笑

 

 

本以外でもYouTubeやらネット記事やらで、読書術の情報を漁りに漁って自分なりに咀嚼してきた。

とりあえずこれで完成。

これ以上は実践から磨いていくべしっ!!

 

てな訳で、今回は少し長くなる予感がする。さっさと行こう!!

 

 

それじゃあ早速ゥー!

 

 

1.理解力のレベルC・B・A


齋藤氏独自の理解力レベルの定義がある。

それがCレベル、Bレベル、Aレベルの3つ。

それぞれの定義は下記の通り。

 

【①Cレベル】

本を読んでもすぐに忘れてしまう。知識として使えない。頭の良さに繋がっていない。

(辛辣ゥーーー!!)

 

【②Bレベル】

一応は本の内容把握は出来る。要約も出来る。要約だけで終わるレベル。

(要約だけで終わるレベルって、、、これで十分じゃあないか!!とか思うカフェラァっていったい、、、

世の中、自分というものをよく知るやつが勝つんだ!全ては、己の弱さを認めた時に始まる!』(byラバーズ)

 

【③Aレベル】

新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案、見方が出来る。

 

 

齋藤氏はこの「Aレベル」を目指そうと仰っているんだ。

『速く読み、記憶に定着させる』までを目指してたよ。

それで十分、それしかないとすら思っていたよ。

その上なんだよね。Bレベルで満足するところだったよね。。。

 

とは言え、必ずしもAレベルじゃなくてもいいと思うんだ。

ハードルを上げ過ぎると続かない。

人それぞれ、目標は違ったっていいじゃあないか。

 

言い訳じゃあないよ。。。

なぁ、ラバーズ、、ティーリーダン。。。

承太郎にぼこぼこにされたっていいじゃあないか。。。

自分らしくいこうよ。

 

とは言え、Aレベルになれればそれに越したことはないよね。

 

 

2.齋藤マインド再登場


そして、ここで改めて齋藤氏のマインド、名付けて「齋藤マインド」をお伝えする。

(※「齋藤マインド」とは、カフェラァテが齋藤孝さんの著書『大人のための読書の全技術』を読んだときに「勝手に」感じ取り、「勝手に」名付けた齋藤孝さんの読書に対する考え方の根底のことである。「勝手に」というところが大事。)

 

それは、

『本は必ずしも最後まで読まなければならない、というものではない』

 

何度も言うんだけどさ、このマインドは個人的に画期的で、本当に取り入れるべきマインドだと思うんだよね。

それについては

大人のための読書の全技術(齋藤孝 著) - カフェラァテ・カプチノの奇妙なアウトプット

でも書きまくったから、ここでは割愛することにするよ。

 

 

3.表現するチャンスを逃さない(逆算式読書法)


「強制力を持った表現の場から逆算して本を読むべし」

これが「理解力Aレベル」になる為にめちゃくちゃ重要だという事だ。

表現することから逃げず、表現する機会を「速読・多読による理解力のトレーニングチャンス」と捉えるべし。

本書では、齋藤氏が敢えて自分を追い込み、自身の読書術を駆使し、短時間で公の場での見事な表現を実現した例が書かれていた。

これぞAレベル。

 

自画自賛では、あった、よね。

 

いやまあ、それだけ偉大なことをやってのけたってことなんだから、自画自賛だって当然なんだよね。

 

当然!

コーラを飲んだらゲップが出るのと同じくらい当然!

 

 

4.視点移動


著者や登場人物など、「自分以外の視点」で読むこと。

新しい見方や概念を吸収した方が良いよ。

ってことだそう。

 

タフで柔軟な考え方・理解力・他人に対する包容力などが身につき、様々な角度から物事を見られる、アイデアが出せるということだそう。

本を読んでたら自然とそういう力は身につくって気はしてたけど、「視点移動」を意識するとより効果が大きいのかもしれない。

 

どうせ読むなら自分の人間性や感性、考え方、思考の幅も広げたい。

 

速読には直接的には繋がらないかもしれないけれど、記憶に残すとか定着とかって意味でも効果があるような気がするんだよね。

実はとても大事な読み方だと思う。

 

 

5.二割読書法


二割読書法とは、

「本の2割だけを読んで、内容を8割理解する」こと。

 

もう少し詳しく齋藤氏の考え方を整理すると、

  1. 本は全てのページに万遍なく重要なことが書かれているわけではない。
  2. 「本は最初から最後まで読むもの」という強迫観念から抜け出すべき。
  3. 「書く側」は緻密に構成を練り上げ、積み上げていたとしても、「読む側」は飛ばしながらで良い。
  4. 均等に全部を読めないのなら、最初の50ページだけを読むよりも、2ページずつ25箇所(計50ページ)を読んだ方が全体を掴める。

 

要は「全部読まなくていいよ」「大事なところだけ読んだらいいよ」ってことだね。

これぞ「齋藤マインド」だね。

 

そこに痺れる!憧れるぅー!

 

もちろん全部読みたければ読んだらいいし、全部が全部こうやれってことではないと思う。

ハードルを下げてもいいんだよ、ってことだよね。

痺れるよねぇ、憧れるよねぇ。

 

齋藤孝さんはDIOなのかな。まだ人間だった頃の。

齋藤さんは金髪だったっけな。

 

ただし、カフェラァテが思うに、二割の選別は経験と慣れが必要になると思う。

これも実践を繰り返して身につけていくべき方法なんだろう。

とにかく、この考え方で「気軽に読む」という事が大事なんだろうな。

実践しないとヤバいじゃ、ヤバいじゃ

エンヤ婆が言っているよ。

 

経験が必要だと思うって感想を書いたんだけど、

齋藤孝さんが二割読書法を行う上でのポイントを書いてくれている。

それは、

本で述べられている「テーマ」を外さないこと

その為にどうするかと言うと、

  • 本のタイトル
  • 裏表紙
  • 開いてすぐのところの文章(本の袖)
  • 「はじめに」「おわりに」

 

この辺りから本のテーマを見定めていくといいらしい。

テーマにかかわるところは落とさず読んでいく。

結局これにも実践・経験・慣れが必要そうだね。

実践しないとヤバいじゃ、ヤバいじゃ

 

本の2割しか読んでいなくても、何年経ってもそれを引用出来れば勝ち。

全体を丁寧に全て読んでも引用出来ない人よりも勝っている、って考え方。

 

マジでその通り。

カフェラァテはそれが出来ないから読書術を学んでいる。

 

 

6.キーワードを飛び石にする


齋藤氏はキーワードに〇を付けながら本を読んでいるそうだ。

時間がない時にはざーっとページをめくりながら最後までキーワードに〇を付け、それで「1回読んだ」という事にしているらしい。

それだけで何となく理解が進んだような気がするそうで、それはキーワードに〇を付けている過程で前後の文章が目に入ってくるからだそう。

 

そして、パラパラと見直す時に〇を付けたキーワードとその周辺の文章が目に飛び込んでくる。これで2回目を読んだことにしているらしい。

これでさらに理解が進むらしい。

 

キーワード周辺を「島」みたいな感じにして、本全体を地図として、関係と関係、島と島を結びながら読んでいくらしい。

 

色んな読み方があるなぁと思ったねぇ。

多読家ならではの読み方って感じがしたし、まさに齋藤マインドって感じがした。

ホント私はこのマインドを取り込む必要があるよ。

 

だけど、何となくイメージは出来るけど、実際やってみるとどうなんだろう。

やったことなさ過ぎてわからん。。。

 

齋藤氏曰く、

「この方法は抽象的で難しい本を読むときに有効」だそう。

キーワードを拾っていきながら、

「理解できる」ところがあれば集中的に攻めて理解する。そこが「島」になる。

いくつか島を作っていくと、島を拠点に分からない部分を推測出来るようになる。

『大海を遭難せずに目的地まで航海できる』というイメージ。

 

活用すべき場面を明確にお示しくださる。

さすがDIO様、、じゃなくて齋藤孝さん。

確かに、難しくて分かりにくくて読むのを諦めそうな本に出会った時にやってみる価値がありそう!

実践しないとヤバいじゃ、、、しつこいね、エンヤ婆、もういいよ。

 

大事なのは、

 

〇をつけるだけでとりあえず良い、というのも

「齋藤マインド」

それでも読みたくなければ読まなくてよい、それも

「齋藤マインド」

 

忘れないようにしないと。

 

 

7.「読む」と「書く」を1セットに


齋藤氏は、

「本を1冊読んだら、必ず引用文一文と自分のエピソードを一つ絡めて、A4程度の紙に書き留める」

ということを推奨している。

齋藤さんは終始「引用」の大切さを強調しているんだよね。

 

引用出来ることが価値だと。

読んだって、引用出来なきゃ意味ないだろうと。

 

「記憶に残す」

だけじゃ未熟!そこからさらに使う!引用する!Aレベル!

 

「ブログの場合は『しゃべり』に近い感覚で書ける」

とも言っている。ブログを活用するのも良いよ、と。

「誰かに『しゃべる』『伝える』事が前提になっていると、読むときの集中力が高まる」のだと。

常に「伝えたい誰か」を想定して本を読むのが良いと。

 

これはあれじゃあないか!

AZじゃあないか!

オランダ1部リーグのサッカーチーム、、、

じゃあなくて、

「AZ(アウトプット前提)」

じゃあないか!

 

つまりは、齋藤孝さんも樺沢紫苑さんも同じことを言っているんじゃあないか!

インプットとアウトプットはセットにと!

 

ジョナサンとスピードワゴン!!

徐倫とFF!!

インプットとアウトプット!!

 

 

 


というわけで。

 

この本には

カフェラァテなりにアウトプットしたいことや伝えたいことがたくさん書かれていたんだよね。

 

読書術習得の締めには不足なし!!

って感じだね。

 

まだまだ続いてしまうから。

だから、ここまでを<第一部>として。

 

 

次回に続くゥゥーーーーッ!!